参照 資源エネルギー庁FIT制度のこれから
リチュームイオンバッテリーに蓄えられた電力は直流の電気です。 普段使っておられる乾電池と同じ直流です。 家庭用の電気製品を動作させるには100Vの交流の電気が必要です。 直流の電気を交流の100Vに変換するために正弦波インバーターを使います。 正弦波インバーターの出力は一般家庭の交流100Vです、この出力を分電盤へと導きます!
このように、太陽光発電設備の電力で一部の家電設備を 電力会社に頼らないで働かせることが出来るわけですが、このことを オフグリッド、といいます、電気の自給自足なのです、 グリッドは電力会社の送電網のことを指しオフは接続されていない状態のことを指します、 完全なオフグリッドにするには、多額の資金が必要になりますので 費用対効果が良いとは言えませんが、 電力会社との契約は維持したまま、上手に一部の設備をオフグリッド化することによって 電気料金を飛躍的に下げることが可能です。 天候不順が続いて太陽光発電の電力が不足した時には電力会社の電気を購入して 合理的に運用することによって家庭の電気設備の大半を動かすことが出来ます、 将来的には、電力会社への支払いは基本料金のみ、万一の時のために 契約だけは維持する、そんな理想を抱きつつ 皆さんもオフグリッド生活を目指してみませんか?
今回の提案は全国の太陽光発電設置者の皆様が対象です。 オンラインで研修を行います。 私どもと皆さんとで設計した自家消費型への改良作業を オンラインで勉強していただきます。 さらに、実習設備も準備しておりますので実技指導も受講していただき ご自分の手で自家消費型太陽光発電設備を完成していただきます。 遠方の受講者の皆様には実習設備を使ったオンライン研修を受講していただきます。 太陽光発電設備には様々な電気工事があります。 電気工事士の資格が必要な作業もあります、自己流で工事を行うことは 非常に危険ですので一つ一つオンラインで勉強しながら進めて行きましょう。 電気工事士の資格が必要な作業は電気工事士に任せましょう。 技術的な指導は国家資格を有する専門家が分かりやすく指導します。 ご要望があれば全国どこにでもお伺いし、 完成するまで責任をもってお手伝いしていきます。 このように、設置者ご自身と専門家で改良工事を行うことにより 安価にできることと、設置者の皆さんの技術的能力が飛躍的に向上して その後のメンテナンスもメーカーや太陽光業者に頼ることなく 自分で解決でき、将来に渡って 良い結果を得られると確信しております。 石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料を使った火力発電は 温室効果ガスの排出量が多く、 地球環境を守る観点から大変問題になっています。 下記のグラフは世界のCO2排出量を比較したものです。 残念ながら我国は世界で5番目に多くのCO2を排出しています。 太陽光発電は自然エネルギーです。 CO2を排出しません。 FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を終えられた 全国の皆様、屋根の上の太陽光パネルを もう一度元気に生き生きとさせましょう。 皆様が太陽光発電を使うことによって つまり、電力会社の電気を出来るだけ使わないことによって その分、CO2を減らすことが出来るのです。 一人の力は小さくても 全国のすべての太陽光発電設備設置者の皆様が 自家消費していただければ 電気料金の大幅削減だけでなく 日本の、世界の、そして地球全体の環境の改善に貢献できるのです。 政府は2050年のカーボンニュートラル実現を目指しています。 日本に住む私たちにとってとても重要なことです。 地球温暖化を抑えるには温室効果ガスの排出量を抑える取り組みを 日本に住む皆が、地球上に住む皆が常に考えて 取り組んでいかなければなりません。 すでに私たちの身近でも行われております。 例えば、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー設備の設置や EV(電気自動車)の導入はCO2排出量抑制に貢献する代表的な取り組みです。 新築建物に太陽光パネルの設置を原則義務づける 東京都の条例改正案が都議会で賛成多数で可決、成立しました。 全国で初めて戸建て住宅も対象とし、2025年4月に始まります。 都は、多数の建物が集中しながらパネル設置が進んでいない東京の「屋根」で 再生可能エネルギーの発電容量を増やし、 歯止めがかからない家庭からの温室効果ガス排出の抑制も目指しているのです。 将来、全国すべての自治体が取り組むことも期待できます。 一方、設置後10年を経過した皆様から 太陽光発電設備を撤去して処分して欲しい、との依頼が多くなってきました。 撤去処分では、余りにも悲し過ぎます。 私は地球環境を守り改善するという重要な課題に 一人一人が真剣に取り組むことは 人類共通の目的であることを多くの皆様にお伝えし 撤去処分ではなく自家消費型太陽光発電システムへの改良を お勧めし続けております。 全国の皆様、そして太陽光発電設備設置者の皆様 昨今起こっている高頻度の大規模異常気象や激甚化する自然災害に 問題を抱いている皆様